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選手反省集

​日本選手権2021

反省

名前:たけだ    日付:2021/10/26(火) 12:27

日本選手権反省

初めに、この度補助をしてくださったり、Facebookなどを通して応援してくださったOB,OGの皆様、大変ありがとうございました。

○リザルト(順位)
スイム 21:35(18/20)
トランジ 1:16(19/20)
バイク 1:06:19(8/19)
トランジ 0:36(18/19)
ラン 40:00(13/19)
トータル2:09:46(11/19)

○目標
15位以内
NHKのインタビューには、とんとら最高順位の12位より上!と見栄を張って答えておいた。


○仙台まで
インカレ後の月曜日に、池口いずみちゃんから飛行機の到着時間を聞かれて確認したら、取っていた飛行機が長崎行きのものだと発覚した。長崎???長崎!?!?長崎!!!!!そんなことある!?と思って絶叫して全部やり直した。長崎に降り立ったら泣いてた(それどころじゃ済まない)。いずみちゃん本当にありがとう。チケットのQRコードコピーまでしたのに何で気づかないの!!!!ばか!!!(①)

インカレ・スプリントで体が極まったので、月曜火曜はオフ(月曜日は泳ぐつもりしてたけどお昼寝により失敗)。去年と同じで、水曜日のスイム練から再開。水曜日は全くスピードが出ず、50mダッシュしても38秒とかでびっくりした。でもあんまり心配せず、どうにかインカレくらいでは泳げると思っておいた。バイクはdhバー装着のみ。ランもジョグのみ。平日は本当はお勉強しなきゃだったけど、全然身が入らなかった(予約めっちゃしてた)。

出発前日の夜、何やら同期の平田から出発の日の日程を聞かれた。お家の出発時刻は木曜日の8:00。プレゼントがあるのだろうと思って答えた。我らが主将さくらばを経由して、さくらばと同じアパートで、空港まで送ってくれる佐山さんに届くものと思っていた。
当日、恐る恐る佐山さんに聞いたら「何のこと?」だった。
惜しかった…同じアパートまで届いてたのにあと一歩で私の元に届かなかった。(②)
みんな少しずつ連絡が足りなかったね笑
帰ったらありがたく頂戴します!!ボトルだったみたいですが、用意してくださったみなさん、ありがとう!

出発寸前までつけてた、遠征には必須と思っているスマホの首掛けストラップも部屋の中で行方不明になり、泣く泣く仙台に置いてきた。(③)
昨日やっと見つけた。

阿蘇山が噴火した(④)

宮崎に行くまでに悪運(?)は使い切った。

○木曜日
伊丹空港でスムーズなトランジを済ませ、宮崎空港に降り立った。ホテルは、「これは3万円」というホテルで、申し訳ないながらに楽しんだ。木曜日も金曜日も2回温泉入った。(温泉2種類あった)

○金曜日
試泳は14:00〜だったが、レースは8:00なので、朝早めに起きて1度海の様子をみにいった。前に聞いていた、宮崎は波強いという話と全然違く、すごーーーく穏やかで、なんだ〜と思った。

試走試泳は日体ハイエースにお世話になった。12:00〜ランコース1周、バイクコース3周、スイム1周+飛び込みした。
バイクコースは、トランジ付近のこまこましてるところがかなり狭いし、段差もあったりで、めちゃ怖だった。外乗り足りてない+渡良瀬のゆるゆるコースが染み付いてたからドロップハンドルで通過するのは避けようと思った。
朝はすごく穏やかだったのに、試泳の時間帯は波が出ていて、ライフガードの人にも1周するのを勧められたから、1周した。ブイが5個あって、またブイの通る方(右か左か)も途中で変わるので、意識して泳いだ。5個目のブイが全然意味ないことが分かったので、4つ目のブイを過ぎたら、陸に設置されるピンクブイだけ見ることを心がけた。水温的にノンウェットだよね〜ってなったから水着で試泳した。

夜ご飯は木曜日金曜日ともビュッフェで、でも完全に黙食で、なんかアスリートいっぱいが淡々とご飯食べててシュールだった。

前日夜のうちに自転車を車にのせ、朝スムーズに移動できるよう準備した。
22:30おやすみなさい。一昨年の寝れない日本選手権とは比べ物にならないくらいリラックスして寝られた。今年も緊張が全然なかった。


18118.Re: 日本選手権

名前:たけだ    日付:2021/10/26(火) 12:30

○土曜日
4:30おはよ〜 レースは8:00
m1の田中さんや柴田が朝風呂お勧めしてたからやってみた。体は温まったけど、緩んだ気もした。また地方レースとかあれば試してみたい。
車で会場まで移動して、2kmジョグして、バイクにすこーし乗って、ランドリルと流しした。

6:30〜アスリートラウンジ・トランジションが開いていて、7:00ごろにINした。例年より会場がアットホームな感じで(観客全然いないから)、バタバタもせず、気持ち的にゆったりと準備した。
たまたま通りかかった一馬さんに会えて、とんとらって全国いろんなところに散らばってて凄いなぁと感心した。
スイムはやはりノンウェットだった。

7:20ごろから着替えて7:30のスイムチェックに向かった。前日の8:00の海とは全然違って、まあまあ波があり、前日の試泳の時と同じくらいだった。4泳法とスピード出して、上陸・飛び込み練して早めに上がって体を温めた(全然温まらなかったけど、今回は気温もそこまで低くなく、問題なかった)。

7:55スタートセレモニー
この儀式も3回目か〜と思ってグリッドに向かった。今年も真ん中で、12番スタートだった。右ウェーブ(さりかとか)と左ウェーブ(うえだあいさん・杉原さん)に大体誰がいるか把握してグリッドに入った。

○スイム:2周回
なんだか緊張する間も無く心臓が聞こえた。5回数えて、フォーーーーン!
ゴーグル取れることなく波に飛び込めた。
スタートがかなり良くて、バトルもあまりなく?(たぶん?)右ウェーブの人たちについた。波が高くて、かなりお水のんだ。
左ウェーブの人が遅れていて、第一ブイまではそのと人たちより先だった。第一ブイのところで、杉原さんに抜かされ、ここにつかないと!!と思って頑張ったが、2個目、3個目のブイのところで離されてしまった。せっかくのチャンスを逃してしまった。ここが1番の頑張りどころだった。頑張ったけどついていけないからやっぱり泳力が足りない。

ビリパックになってからは縦にならず、永遠に並走しててストレスだった。1周目の上陸で先頭から50秒の差で、まだ杉原さんとかが多分?そんなに離れてなかった。(そりゃそうか)2周目は3つ目のブイまで集団で泳いだ。美和子さんに事前に見せてもらったワールドカップのスイムの動画で、結構帰り道のライン取りが大事だった(波で流されたりして最短とれない)ので、3つ目以降は自分で確認をよく行って帰ってきた。少し前に見える人たちは左に逸れているような感じだったので、特に注意した。

やっぱりスイム遅すぎる。400mであと10〜15秒は速くならないと戦えない!

○トランジ
トランジまで長くて田中みさきさんに抜かされた。
ストラップが絡まったりしてて被り直してロスした。
めっちゃおそい反省。


○バイク:8周回
田中みさきさんがコースアウトしてしまい、1人で追った。(ついてこられたら、ランで負ける)
まず2人を回収して回せるかな?と思ったけどあんまりそんな感じじゃなかったから2回目のローテで次のパックを追った。最初は単走2周くらいしたかな?あんまり覚えてないけど、小波さんや高嶺さん、おおたまいこさん、加護みさきさん、井出じゅりさんのパックに追いついた。

風がクレッシェンドしてて、冬の今泉になった。インカレと違ってみんな仲間だから安定して高い強度で踏んだ。直線の行きが向かい風(31〜33km/hくらい)で、ここは辛いからローテし、帰りの追い風(46〜48km/hくらい)はまあまあ引いた。帰り引いてるから、とんとら隊の前やトランジ付近も先頭のことが多かった。バイクテクニックが落ちていて、先頭でいることに恐怖があった。奥の折り返しもへたっぴだったなぁー

向かい風直線区間は高嶺さん、小波さん、まいこさんの4人で大体ローテーションした。沿道の人からジワジワ縮まっていることを教えてもらたり、すれ違いで確認して、なんとか前のパックまで行きたかった。だんだんこちらのみんなの足が消耗していたのと、上田藍さんが6周目か7周目?ぐらいからあげ始めたので差が広がってしまった。追いつくのはやっぱり夢だった。人数比的にも厳しいものがあった。

前日のインタビューで、「誰と一緒にバイクしたい?」って聞かれて、(誘導だと思ったから乗って)「上田藍さんと回してみたい」と答えて、(スイム失敗してくれって言っているようなもんで失礼だなぁとは思ったけど)、言葉にしたらやっぱりやってみたい気持ちがほんの少しは湧いて、チャンスが有れば…と思っていたが、全然だった。上田藍さん、もう日本選手権出ないしやっぱりスイムが悔やまれた。

追いつけないにしても、なるべく差が広がらないことが大事だから、変わらず強度は高いまま漕いだ。足のダメージはジワジワ溜まっていったが、インカレよりアタックとかでパワーの変動がない分、攣る心配はなかった。水分補給もしっかりできた。

去年の日本選手権は20kmでNP240、今年は40kmでNP242wと、意外に漕げていた。風のせいかもしれないけど。
とにかく今回も楽しいバイクパートだった。

○トランジ
2番目くらいで降車した。
靴下は履いた。あとから杉原さんとか小波さんとかと喋ったら、「信じられない」と言われた。
そりゃそうだ…靴下なしランの練習しますか…

○ラン
バイク終わりで私たちの集団が11位集団とアナウンスされた。小波さんには勝てなくて、でもそれ以上の人に負けたらとんとら最高順位の可能性はゼロに近づくため、それをモチベに頑張った。今思うと、同じパックの大人の方々はレジェンドばっかり(一回り上の大先輩とかと一緒にレースしてたのすごい)で、速いのは知ってたけど去年や一昨年では太刀打ちできなかったことをぼやーっとしか認識してなかったから臆せず頑張れた。この準備不足はラッキーな方に転がった。
最初の追い風区間で高嶺さんを抜かして、パック内2位に上がった。12位で、このままだと最高順位タイになるので、前の集団に追いつく必要があった。

追い風はいつも通り、向かい風は回転数で耐えようとした。向かい風区間の心肺がかなりきつかった。あんまり体幹に力が入ってなくて、腹筋が伸びきっているような感覚で、いつもよりベタベタ走りになった。終わっても腹筋が辛くなかったから、よくない日だった。

上田藍さんや小波さんのの速さにスッゲーと思いながら、前のパックのいずみちゃんが潰れているのを確認した。いずみちゃんを抜かして、あわよくばその前も…ということと、自分が抜かれなければいいんや!と思って着々と詰めていった。
3周目の追い風区間でいずみちゃんを捉えて、11位になった。ここまで、少しずつではあるが追い上げているので、あと2人抜かせば1桁順位…と思えた。でもだんだん太ももが攣りそうになってきて、体に力も入りにくくなって、結局抜かせず終わってしまった。

風の影響を考えると、40:00(ジャスト!!)で走れたのは、今年はすこーし走れるようになってきていると実感できるタイムだった。

○まとめ
出走者が極端に少ない日本選手権だったため、11位という一見すごそうな順位を取ることができた。でもそれは今年だけなので、最高順位を取った、と言ってしまうのは少し恥ずかしいけど、とりあえず目標は達成できてよかった。
スイムで遅れた後出来る展開としては、これが精一杯で、一応ベストは出せたつもりなので、80%くらいは満足できた。スイム出遅れた後の展開としてでできることは、小波さんみたいに爆速で走るしかないから、残りの20%はそのあたり。

スイム遅れなければ…という理想的な展開を目標とするなら、今回のレースは30点ぐらいの出来だけど、実際前のパックに乗るには、4:40で泳げて更にOWが上手い必要があると思うので、2段階くらい上のレベルだなぁ、と感じている。


今回の大会で大きな収穫というと、同じ土俵で戦う大ベテランの選手と近くでレースが出来たことに思える。同じパックで一回りも違う先輩と一緒に集団走した、と書いたが、レースが終わった後の顔や、喋った感じなどからも、このような大先輩たちでもみんな走ってる間は苦しくて、でもお互いに仲間になって楽しくトライアスロンやってるということが素敵だと思った。日本で1番の大会だけど、ほとんどみんなが知り合いでお互いに健闘を称え合うコミュニティなのがほっこりした。人数が少ないのもあったと思うけど、先輩たちが私のような新参者にも声をかけてくれたりして、ぜひ大学生のコミュニティもこうなったらいいなぁ、と思ったりした。


18119.Re: 日本選手権

名前:たけだ    日付:2021/10/26(火) 12:31

○さいごに

レース後に田山さんと喋ったときに「まだまだだなぁ!」と言われてしまい、また他の先輩たちからも、思った以上に「これからも頑張ってね」と言って頂けて、"まだまだかぁ…"という思いもありますが、どうせ夏にはレースしたくなると思うので練習していこうと思います。スイムも4:40までは速くならないといけないし(まいまいなどにも負けないように笑)、今年こそ痩せたので真面目にラン練して、追い上げ型のパターンを追加してみてもいいかもと思っています。
自分を練習させる口実づくりです。
気持ちなくなりそうになったらこれ読み返して頑張ります。

一馬さんも、わざわざ足を運んでくださってありがとうございます!私が直接見ていたとんとらのレジェンドの1人の一馬さんに応援してもらえて光栄でした。

今回は宮崎でレースしてくることが仕事?責任?だったから、長崎行かないで、無事帰って来れて、本当にほっとしています。現役生からも、ob.ogの皆様からも沢山のサポートや応援をして頂き、帰ってくることが出来ました。またとない経験をさせてもらえて、感謝で一杯です。
本当にありがとうございました!!!

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