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とんスポ

第164号:象潟トライアスロン

2014 年 8月 8日 発行

 7月20日、象潟において芭蕉レースに参加した。当日はこれまでのレースで一番熱い、夏日であった。前日の19日は行きの移動のときから雨に見舞われた。車の中では池添さん、石川さん、僕の三人が揃って参加しているレース(おしん、長井)では天候が芳しくないという話になって少し心配していたが、当日は熱いとしか言えないレース日和となった。

 今回は予選に引き続き2回目のオリンピックディスタンスのレースであったが、今回は予選の時よりも気負いすぎることもなく良い精神状態で泳げた。途中で天田さんが後ろから現れたので置いてかれないように泳いだ。七ヶ浜とは異なり海藻が多く表現しがたいしょっぱい味であった。七ヶ浜よりは口に含みやすかったと感じた。

 スイムが終わりミニランに入ったがランがまだ遅い僕は全然走れず、案の定後ろから来た山本にランで抜かれた。ミニランが終わりバイクを走らせること5分…。

前日にも拝んだ長い坂道が眼前に現れる。ギアを一番軽くし、懸命に漕いだ。漕ぎながら、「俺の体重もギアチェンジできればなー」とくだらないことを考えながらも、僕の体は重力に逆らいながら上に登って行った。やっとのことで坂を上り終え、少し開けた場所に出て見えた景色は、登りがいのある坂だったなと思わせた。しかし、この景色を見たとたんに「体重を減らそう」という決意がより一層強固なものとなったのであった。(これでも4キロほど減りました…)

 さて、長かったバイクも終わり、(セカンド)ランに入った。自分的にはなかなかいいペースで走れていた。しかし!! 2キロ走ったところで思わぬハプニングが…。起こってしまった。「カンカンカン」と機械音が…。そう僕は踏切に引っかかってしまったのです。「わぉ」と思わず口に出してしまったがここはあまり気にせず、踏切に引っかかった人とひと時の会話を楽しませてもらった。

 ハプニングはあったもののかなりいいペースで走ることができ、最後は長いなと感じつつも無事にゴールすることができた。ゴール後はたくさん美味しいスイカを頂いた。

 その夜は小室さんのご自宅でお世話なり、全員で思う存分楽しんだ。翌日は小室さんのお母さんお手製のおいしい朝ごはんを頂き、小室さんの案内で観光をし、秋田を楽しんだ。特に小室さんと天田さんが御馳走してくださった、横手焼きそばと稲庭うどんは絶品であった。またソフトクリームも美味なるものであった。

 終わりに、応援してくださったマネージャー、特に20日、21日にお世話になった小室さん、天田さん、小室さんのお母さんに感謝の言葉を申し上げ、終わりとする。

文責:雨宮 大雅

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