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とんスポ

178号:鰺ヶ沢トライアスロン

2015 年 8月 14日 発行

7月26日青森県で鰺ヶ沢トライアスロンに参加しました。当日の朝は曇りで隙間から太陽が顔を出すような天気で、涼しく、海の波も高くなく、絶好のトライアスロン日和となりました。今回のコースは、バイクとランで長い坂道が続く、これまでのレースとは違う作戦が必要とされました。

 

 スイムは2往復半のコースで、水中からのスタートでした。スイムは自分の頑張りどころだったので、序盤から積極的に泳ぎました。しかし、泳いでも泳いでも蛇行してしまいうまく前に進むことができない状況でした。ヘッドアップの回数が増え、一回止まって位置を確認することもあり、体力も奪われました。2往復目の折り返し地点で折り返した後、コースロープの下を通ってしまい、反対側のコースに出てしまうということもありました。様々なことがあったので、スイム後のメンタルはボロボロでした。その状態のままトランジットエリアまでの長い道を走りました。トランジットエリアでは応援をいただき、気持ちを切り替えてバイクをスタートすることができました。バイクは簡単に言うと往路が登り、帰路が下りの1往復のコースです。折り返し地点手前4kmの登りが最もきついと分かっていたので抑えていきました。スイムで時間を稼げなかったせいで、早いうちに先輩方に抜かされてしまいました。しかし、そこまで速いペースではなかったのでついていことにしました。つらい登りに差し掛かり、ペースがガクッと落ちました。座ったままだと自分は体力が持たないと思っていたので、ダンシングで登ることにしました。スピードはそこまでありませんでしたが、一定のペースで進むことを意識しました。途中、遠藤が1位で来てすれ違い際に応援してもらい、励まされ、鼓舞されました。その後ひたすらダンシングで登り、登り終わった後の折り返し地点で自分を抜いた先輩を見て、差があまり開いていないことが分かり、やる気が出ました。エイドで水をもらい、頭から浴び、下り始めました。下りは思っていたよりも速度を出せずカーブなどに苦戦しました。その結果、先輩との差が一気に広がりました。しかし、足をほとんど使わなかったので、ランのための足を残すことができました。バイクを終えトランジットエリアに到着し、もう一度声援をいただき、ランがスタートしました。コースは違いますがランも同様登って下ります。永井トライアスロンのときには、最初飛ばしすぎた結果潰れたので、徐々にペースを上げていくことにしました。足がよく動き体も軽く、登りはスイスイ登れ、下りは早いペースで行くことができました。ランはこれ以上言うことがないほど良いレースができました。

地方レースではありましたが、9位という1桁番代でゴールすることができました。しかし、体力、技術はほかの方々と比べ、劣っており、練習量が足りていないと感じました。毎日練習に励み、日々進歩していきたいと思います。また、メロンがほしいので、来年も鰺ヶ沢トライアスロンに参加し、今度は入賞してメロンをいただきたいと思います。

文責:石川原 光太郎

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