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とんスポ

194号:北関東カーフマン

カーフマン北関東

 本来このレースに出る予定はなかったが、憎き台風のせいでカーフマンいわきステージが中止になったためエントリーした。1年生のうちに経験積んどくかという感じでエリートで出ることにした。目標は完走であった。

 年末年始はあまり練習を積めなかったが、マイナスの考え方はあまり好きではないのでいい休養になったとポジティブに捉えることにした。そのためレース前の1週間は今までよりも入念に調整した。過去最高の調整ができたと思う。

 当日の天気は雲一つない晴天であり、仙台とは違い気温も高く絶好のレース日和であった。デュアスロンということでいつものようにバタバタすることなくスムーズにスタートまで過ごすことができた。

 スタートするとぶつかり合いになり、これがエリートレースかぁなんて思いながら前のトントラ選手を見失わないように走った。何度か前に飛び出そうとしたが、周りのレベルが高く自分のレベルは低いのでそんな真似はできなかった。1周目は英太郎さん、2周目はゲンさん、神邑さんを目印にして走った。何人か抜かすこともでき、悪くないと思いながらバイクに移った。

 バイクに移ってからランの疲れが抜けるまで1周かかった。アップダウンやカーブが多く、ギアの選択やケイデンスの管理がサッパリできなかった。しかも先頭から1周ごとに1分30秒ずつ離されるため本当に焦った。4周目が終わるとホッとして鼻水をたらしてしまった。そのせいか5周目は惰性で漕いでしまった感じがあった。

 セカンドランに入るといつものようには走れないことに気づいた。アップダウンも激しくかなりきつかったがトントラだけでなく筑波大の応援もありなんとか足を動かすことができた。ラストは後ろから猛烈に追い上げてきた筑波大のアサヒくんのおかげでスパートをかけることができた。

 総括するとエリートレースで完走することができ、上位選手との力の差も実感することができたのでとても良い経験になった。チャンピオンシップタイムレートを見るとチャンピオンシップに出るのも不可能ではないと感じることができた。来年はチャンピオンシップでトントラに貢献できるように、これからさらに練習を積んでいきたい。

 

文責 八島 裕哉

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