top of page

選手反省集

​日本選手権2020

反省

名前:たけだゆい    日付:2020/11/16(月) 11:21

今回も、大会開催にご尽力頂いた皆様、ありがとうございます。
2020日本選手権リザルト
スイム 10:04(30)
トランジ 44
バイク 31:56(20)
トランジ 31
ラン 17:59(20)
トータル 1:01:14(21)

当日まで
いい意味でも悪い意味でも実力通りだったインカレが終わり、火曜までは余韻に浸りつつ、オフにした。水曜日に気持ちと体を切り替えて泳いで、スイッチを入れた。

前日
昼に着くはずだったけど、なぜか昼過ぎに到着した。(ヒントはバッテリー)
あきちゃんと合流して会場の下見(陣地の位置、コースの理解)して、応援配置確認した。お台場は特にゴチャゴチャだから毎年しておきたい。ちなみに私は確認しても、トランジ2はしくった!!
試走はバイクコース1周+ランコース走って、流し。
定番化していない遠征で、その場その場で変動することが多かったので、気づいたら疲れていた。
去年は興奮してすぐには寝られなかったけれど、今年は疲弊していたので一瞬で寝られた。
22:30おやすみなさい!

当日
3:45おはよう!
インカレ遠征で起きる時間バクらせたので、意外とすんなり起きられた。疲れはあったけど無視した。豚汁とおにぎりを食べ、宿でローラーを行った。18分くらいのいつものメニュー。
インカレの寒さを想像してたら、全然寒くなくて、気が楽になった。
到着後にランアップ(ジョグと流し)をして、6:30~のアスリートラウンジオープンに2番乗りでいった。トランジをセットし、ちょうどよく着替えた。時間キツキツだと思って最速で行動していたので、追われることはなく、余裕があって行動できた。この辺は去年の教訓。試泳も上田藍さんに続いて2番で入った。インカレより水は冷たく感じたが、大したことではなかった。久しぶりの塩味で嬉しくなった(大腸菌たべたんだ)。10分くらい海で動いて、スタートの練習して、陸で体を温めることを優先するために早めに終わりにした。着込んだり靴下履いたりして温めた。

スイム/1周回
今年は名前を呼ばれた後も直前までドキドキはしていなくて、本当にこんなんでいいのか、という気持ちが常にあった。グリットに入って、スタートの構えをとってやっと「トライアスロンやるんだ!」という気持ちになり(たぶん緊張)、そんな自分にびっくりもした。
心臓5拍聞き、飛び出した。周りの選手より確実に先に飛び込めた自信がある。砂浜ダッシュは成功だった。だが、泳ぎ始めて100mのうちにだいぶ抜かされて、気づいたら最終パックだった。最終パックは、両サイドの速い集団から取り残されて真ん中を塊で進んでいた。周りの選手みんながたぶん私と同じか、それより僅かに遅いくらいの選手で、進路がなく、前に抜けることも不可能だと思ったし、バイクである程度までどうにかする、という甘えがあったので、楽しようと思って全員の後ろに引っ付いた。呼吸するたびに雰囲気で見える後ろ側には誰も人がいなくて、ビリやなー恥ずかしいなーと思っていた。
特に折り返してからはみんなも私も蛇行していてしょっちゅう人とぶつかった。インカレの穏やかなスイムが恋しかった。
トランジには速く入りたかったから、ラスト100mくらいは私が思う最短を独自に進んで上がった。2.3人抜かせたかな、と思ったけど、気のせいだった。レースナンバーが遅くトランジが近い側だったが、ウェットの紐を探すのがうまくいかず、上半身脱ぎきる前トランジに到着してしまった。結局今シーズン1度もウエットを上手に脱げなかった。それのせいもあるだろうか、完走者中スイムビリ2だった。
インカレでは杉原さん(流経)江成さん(日体)と同じでスイムアップしたのに、今回は30秒後だった。実践owでここまで差がつくと思ってなかった。日本選手権のようなレベルが高いレースでは、インカレで私がついて行けた人たちも、速い選手についていくから私はそれに及ばなかったということだった。とにかく課題だと思った(どんなレースでても思う!)。

バイク/5周回
またしてもどのように集団になったか思い出せないのだが、(Garmin押さなきゃって思ってるからって気づいた。)5.6人を引き連れてバイクが始まった。待っていたであろう(それがもうおかしい。なんで前いるねん)まあやさん(法政)の横を通り、道が落ち着いたところでメンツを確認した。潮田小波さんや、大人の方が2.3人いるのを確認して、もともとその予定だったけど、集団走を始めた。
インカレと違って、「誰かの足を削らなければならない」と考える必要がなく、「みんな仲間」というのは、忙しいコースを走る上では、コース状況に気を配る余裕ができて、助かった。大人の方が士気を上げる声をかけてくれて、さすがだった。そのお陰もあり、早いうちに、大先頭集団に乗れなかった人々を回収できたと思うし、集団のローテもよかった。結局最初の2周くらいで10人程のパックに落ち着いた。
2周目、車線が変わるところで一瞬ハスって死ぬかと思った。耐えたけど、反省。
1周につき8回も90度カーブがあるので、先頭付近で回れないこともあったし、パワー出さざるを得ない状況もあったけれど、死ぬほどきついことはなかった。それでもインカレの時よりは足の疲労は感じた。
先頭とは(私の感じ的に)最初はほぼ並走してて、先頭の人数が固まったあとに(途中で追いつく人もいたはず)、機能が良くなってからは少しずつ離されていた。
最終周、絶対に先頭でトランジに入りたかったので、帰りの1.5キロくらいは全引きになってしまった。大舞台で、ちょっと楽しんでみたかったので、足にはキタけれど、後悔などはしていない。
最終的に、先頭とはバイクスタート1分差から、バイク終わり1分半差になった。人数比の割には抑えられたのかなと思う。
そういえば今年はコースまちがえなかった。
NP240W

ラン/2周回、19分切りたい!
今回のトランジはフリーバイクラックといって、バイクラックの間ならどこでもいいのでバイクを置き、バスケットにヘルメットを置き、靴を履くという方式だった。
トランジは先頭で入って、そのままバイクを引っ掛けた。が、ヘルメットをどっちに置くのか(バイクかバスケット)の確認をしてなくて、ウロチョロしてしまい、それに靴下履いていたので(絶対にいらなかった)結局5番目くらいで出発した。
走り出しは、インカレより疲れを感じていた。最初は全然走れなくて、これはまずいやつだ、20分切れないと思ったぐらいだった。しかし、記憶にあるレースではあり得ないことに、足がどんどん回復するのがわかって、ビルドアップになった。同じパックだったひと3人を抜かした。足は生きているけど肺がしんどくて、最後はヒーヒー言いながらゴールした。
去年は消化するという気持ちが多かったランパートだったので、今年はきっちり悔いなく終わりたかった。ゴールした後はやり終えた、という気持ちになれた。
ランラップは17:59(5キロベストは18:42)だったので、流石に5キロはないと思うけれど、あったとすると、(300mくらい足りなかったという噂)たぶん19:00~19:15くらいだと思う。目標の19分は切れていなさそうだった。


まとめ
スイムが少し改善され、また、去年みたいに直前でに調子が落ちるようなこともなかった+スプリントでLAPの恐怖がなかった+先週がインカレ+去年より日本選手権が近く感じた(これは成長)ので、緊張感があまり湧かず、(去年はめっちゃ怖くてガチガチだった)自分としては足りない緊張感で大会に臨むことになった。
当日は集中してアップからできたが、前日などのフワフワ感はどうしても鎮まらなかった。その辺も含めて、周りの環境がどうなっても、集中していかなきゃならないことの難しさがわかった。

スプリントのレースでLAPの心配がなかったことは、バイクでの気持ちの余裕、ランでの追い込みには繋がったとは思う。odレースだったら今年もLAPの心配はしなきゃならないぐらいだとは思うから、まだまだだよなぁ~である。

サポートしてくれたみんな、たまたまお台場で散歩していたり、ライブなど見てくださったりした皆さん、協力・応援してくれてありがとうございました!!
遠征・レースはやっぱり楽しくて、今シーズンのいい締めくくりになりました。
柴田強くてビビったけど、いいレースしてくれて良かったです!ちゃんと走ってて感動しました。
来年も出られるように、そして今年よりいい順位でゴールできるように頑張ります!
新幹部の皆さん、またどうぞよろしくお願いします。


名前:しばた    日付:2020/11/16(月) 19:36

swim 0:08:42
transit1 0:00:39
bike 0:28:00
transit2 0:00:29
run 0:16:03

total 0:53:53(16)

○レースまで
インカレが散々だったせいで自信をなくし、やる気も消失しかけたが、PCRも陰性だったし出るしかないのかと腹をくくった。自分の体と相談しながなら、できる限りの調整をかけた。

swim
月曜日 イージー、水曜日200×3(2:45,2:35,2:25)、木曜日 刺激
bike
木曜日 イージー、土曜日 試走
run
火曜日 ジョグ、木曜日 ジョグ+坂道ダッシュ2本、土曜日 流し400

スイムは木曜日までに乳酸を溜めすぎたため金土は回復に努めた。バイクはインカレの疲労(特に前もも)が金曜日まで抜けなかったためイージー。ランは生憎インカレで5キロ少々しか走らなかったこともあり、そこそこ走れる状態ではあったが控えめにしておいた。結果、当日は全種目好調だった。

○当日
高橋さんに朝風呂をおすすめされたので実践。大浴場がなかったため20分強ユニットバスに浸った。体が温まったことに加え、アップ開始時の体の動きも良くなったと思う。

swim
9時から10分ほど試泳(9:30レース開始)。4泳法軽く泳いでから計30mくらいダッシュを挟んだ。
bike
レース2時間半前から20分ローラー。テキトーに踏みたいように踏んで、最後450W20secを2セット。
run
ローラー後に1,2キロ走って100mくらいのダッシュを2本。

○レース
swim
ど真ん中からスタート。飛び出しこそ上手くいったもののすぐに潰され、そこからは周りに人がいることを常に確認しながら泳いだ。最初のブイまではキックを打ち続け、集団から遅れないようにだけ気をつけた。ブイを回るごとにバトルがあったが、迷子にならないよう落ち着いて人の後ろにつき続けた。泳いでいるときの感覚はインカレのときと変わらなかったが、インカレを通じてレース感のようなものが養われ、頭を使いながら泳げたのは成長。大事なレースの前には1度こういった刺激を入れておく必要があるな〜としみじみ感じた。
結果、スイムは狙い通りのボリュームゾーンで終えることができ、一安心。

transit1
上手くウェットスーツを脱ぐことができ、無難にバイク入り。

bike
乗車後は全くコースが分からず2,3回赤コーンにぶつかってヒヤヒヤした。集団になるまでは縦1列に連なっていて、先頭がいかつい牽きをしていたので誰かと思えば長正さんだった。踏める人が揃い始めると集団の中でもニ分化され、前半3周ぐらいはその狭間でうろちょろしてた。先頭に出るときは500Wぐらい必要で、それはそれでキツかったが、後方でターンするときの立ち上がりの負荷が強烈だったので(最大1007W)、後半に入ってからは少し回すようにした。何周してもコースが覚えられず、1人どこかへコースアウトみたいなことがないように先頭に出たときはずっとキョロキョロしてた。
全体として、終始楽しいバイクであった。千切られるかもしれないという緊張までも楽しめた。ただ、周りと比べ実力が劣っているのは明らかであったので、もっと地力をつける必要があるなと強く感じた。あとはもっと試走すべき。
(NP288W)

transit2
パックの人たちにおいて行かれないよう急いだ。さすがに靴下は履かなかった。

run
せっかくgarminをつけたのに見たことのない画面になっててウザかった。とりあえず無視して周りのペースに合わせて走り出したが、さすがに速すぎたので見送った。最初の補給で軽く水を飲んだが、インカレのときと同じ差し込みがきたので、二度と補給は取らないと決意。幸いにも痛みはすぐに引いて、気持ちよく走り続けることができた。珍しくランすらも楽しむことができ、潰れないペースで走りつつ余裕も持たせた。そのおかげでラスト1キロはペースも上がり、前にいた2人をかわすことができた。久しぶりに歩かずにゴールできて嬉しい。
5キロだからしっかり走れたというのもあるが、それ以上にバイクが20キロだったために足が残っていたのが大きい。ODに対応するには外乗りで距離を積んだり、今泉の周回数を増やして足を使ったあとのブリック練をこなす必要があると感じた。

○総括
ようやくまとまったレースができたと、とにかくホッとした。新歓トラぶりに手応えのあるレースだった。スプリントトライアスリートになりつつあるが、そろそろODでも結果を残したいので、まずは打倒石橋を目標にして頑張ろうと思う。デュアスロンで倒そうかな。

最後になりましたが、サポートに来てくれた4人や、お台場にかけつけてくださった先輩・OBの方々、そして応援してくださった皆様、大変ありがとうございました。
そして何より、右も左も分からなかった自分を一からお世話してくれた結さんには感謝してもしきれません。
みなさんの助けがなければ、レース以前に力尽きていました。
この場を借りてお礼申し上げます。

bottom of page