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選手反省集

ATCトライアスロン2021

反省

吉武 凌​

total  5:10:06(22)
swim 28:47(26)
bike 2:38:24(16)
run 2:02:55(26)

レース前
おにぎり、バナナ、菓子パンを少し食べた。以前飲んでたアミノバイタルは飲む時間がなかった。
あまりアップが出来なかったのがよくなかったように思う。スイムのスタート位置まで走るのがアップになった。

スイム
とりあえず前回の反省から、前にいる選手に上手く付いていくことを意識した。水色のキャップのぽんさんと赤色のキャップの池谷さんを目印に付いていくことにした。慌てずにゆったり泳げていたと思う。めちゃくちゃ右往左往してしまったが、結果的にはぽんさんの10秒後くらいに上がれたので良かった。

トランジット
バイクまでが長かった。トランジットで橋渡ったのは初めて。これがATCか、と痛感した。

バイク
1週目最初の折り返し地点で転んだ。メンタルが萎えた。すぐに池谷さんに抜かれ、前方にいたぽんさんは全然見えなくなっていた。まぁいいかと思い、焦らず進んでいった。そのまま順調に進んでたが、3週目の最初の折り返しでまた転んでしまった。今度はチェーンも落ちてしまい、もうメンタル萎え萎えであった。その後丸に抜かれた。その時丸が大丈夫ですか、と声かけてくれた。優しい後輩で良かった。その後何となく進んでいき、腹減ったのでようかん一つ目を食べた。スポーツ用ではなかったので、食べるのに時間はかかってしまった。けど美味かったので良しとした。
その後7週目で2つ目のようかんを食べようとした矢先、半分に切れて片方が地面に落ちてしまった。もしようかんを見かけた人いたらそれ僕のです。ごめんなさい。
8週目で丸がすぐ後ろにいた。DHバー無しで後ろについててすごい。

トランジット
バイクを置いた後、道が分からなかったので、係の人に教えてもらいながら走っていった。

ラン
一つ目の給水で、丸がめっちゃ食ってて可愛かった。だが、その後すぐに抜かれ、恐ろしいと感じた。
バイクで少し頑張ってしまったのか、そもそも体力がないのか(多分両方)、全然足が動かなかった。なのでとにかくランが地獄だった。2週目で藤嶋に抜かされ、髙井と周回差で抜かされた。髙井に頑張ろうと声かけられた。とても嬉しかったので、その後周平を抜かす時に同じように、頑張ろうと声かけた。その後はずっと虚無だった。4週目に藤嶋が見えてきて、那須塩原の二の舞じゃないかと思いつつ抜かした。最終週で熊谷が追い上げてきて一瞬で抜かされた。今年の一年すごすぎ。
ゴールが見えてきた時は感動だった。ラストスパートはまったくせずに走り抜けた。

全体
ATCはやっぱり長かった。バイク82キロ、ラン23キロを少し舐めて取り組んでかもしれない。長めの距離を走る練習をもう少ししておけばという後悔は少しある。走っている間はめちゃくちゃ辛かったが、走り終えた時はこの上ない達成感を感じた。今振り返ると良い思い出であったように思える。
沿道からの応援が大変励みになりました。ありがとうございます。雨であったにもかかわらず大きな声援をいただき、おかげで苦しくても走り抜けられました。仕切りの大岩をはじめ、遠征をサポートしていただいた同期や先輩方、本当にありがとうございます。
佐山さん1位おめでとうございます。ランの走り見事です。2週回差つけられるとは思っていませんでした。一年生の2人本当に凄い。もう完敗でした、、スプリントでリベンジします。周平完走できてよかった。また練習頑張ってこう。

佐山 周平

【 ATCまで】
 8月11日まで試験があったりバイトや他のことでも少し忙しかったのでなかなか距離積みをするモチベが6月ほど上がらなかった。モチベは無くても練習は続けなければならないというのが今回の1番の反省。部練はサボらなかったが天候やプール閉鎖の関係で部練だけでは十二分に運動頻度が確保できず、ランもLSDはできず、結果的にスイムも週1,2ぐらいで泳力もインカレ予選直前より下がっていたのでとりあえず完走を目標に無理をしないほうがいいと思ってレースに臨んだ。

【前日】
 この日もわりと危険運転気味だった。例の如くばっしーさんに怒られた。熊谷が配車でずっとイヤホンつけてエバを見ていたのがシュールでうけた。ご飯は高井さん達といくか迷ったが練馬の親戚が家でご飯を奢ってくれるっていっていたのでそっちに行った。親戚が車を出してくれてレインボーブリッジを見てきた。夜景の美しさに感動した。

【レース当日】
 天気が雨で気分がガン萎えだったが、スイムアップの時に池に入ると水温が国見より少し低いぐらいで助かったと思った。ちなみに水の味は薄めの爽健美茶だった。

【スイム】
 最近、ちゃんと泳げてなかったし泳力もインカレ予選直前より下がっているかんじがしたのでムリして攻めるより確実に完走したほうがいいと思って緩めのペースで泳いだ。ずっと一直線で1500Mのコースだったので長いかんじがした。藤嶋さんが少し前にいたのでそれを目印にすすんだ。スイムアップはだいぶ遅かったが完走できればいいと思ってたので割り切った。スイム後トイレに行ったりしたのでバイク入りがだいぶ遅くなった。地味に1500mは初めてだったので遅かったけどいい経験になった。

【バイク】
 右膝が地味に痛かったのでバイクは1周目はゆるゆるペダルを回して漕いだ。途中でバイク入りでだいぶ差がついていた熊谷を捉えたので抜かしてやろうとわりと頑張ったら3周目の最後ぐらいで抜かした。6周目終わりぐらいまで熊谷にリードしていて大岩さんが垂れてたので追いつきたいなと思ったがここでカロリー切れ?を起こして一気に体が動かなくなり熊谷に抜き返された。とりあえずエイドはランに入ってからにしたかったので、残り2周はムリせずにこいだ。

【ラン】
 トランジのすぐ近くにあったエイドでバナナとお菓子とコーラをたらふく入れたら元気が出てきたが、24キロのランで今回は完走を目標にしていたので潰れないようにキロ6ぐらいで楽に走った。15キロぐらいまではイーブンで楽にゆっくり走れた。佐山さんとばっしさんは安定の速さだったが丸ちゃんが速くてびっくりした。みんな速いなーと思いながらのんびりしてたら最後の5キロで疲労が爆発し何度か意識が飛びそうになったがエイドでバカ食いしながら完走を果たした。最後トントラの先輩達にハイタッチをしてもらいながらゴールをしたのは映画のワンシーンのようで心が躍った。ほんとうに感動したし、楽しいレースとなった。

【今回のレースの反省】
①他のことで忙しかったり部活のことで悩んでモチベが低くなっていてもこころ先輩のいう通り機械的にあまり余計なことを考えず一定のペースで練習を積むのが重要だ 
と気づいた。

②今回、靴下をはかずランシューをはいて24キロ走ったので靴擦れを起こした。足の皮がめくれたりしてレース後バチくそ痛かったので今度からは靴下を用意することに
したい。

【応援に来てくれた先輩方へ】
 今回、部遠征ではなかったのに多くの先輩方が応援に来てくださった。多くの人の声援を受けながら走るのはとても楽しかったです。ありがとうございます。あきさんとみゆうさんに素敵な写真をたくさん撮っていただいたので感謝しかないです。結果的に1番遅かったのは僕でしたが、そんな僕がゴールする時にみんながハイタッチしてくれてゴールできたのが今回の遠征で1番の思い出になりました。

【補足】
 リザルトを見るまでわからなかったがランがノロノロ走ってたので総合の制限時間は大丈夫だったがラン単体の制限時間より1分遅かったので完全完走ではなかったらしい。完全完走したと思ってたのでガチ萎えしたが、とりあえず完走("完全"ではない)したと思い出補正してごまかすことにする。ATCは一回でるとお腹いっぱいになって来年でるか微妙ではあるが、自分の性格的に来年もでているような気もする。

丸山 一樹

・レース前
バイクはバカみたいにバイク練したので、距離的な不安はなし。スイムも1500TTで一回泳いだので、大丈夫。問題のラン、未知数でした。目標キロ5、よくて2時間きりを目指す。暑さ対策おけ、カーボローディングおけ、疲れ具合おけ。
・前日
ザリガニを食べたり、楽しくすごした。夜はホテルのプロジェクターでYouTubeて高嶺の花子さん聞いてました
・当日
5時に起きたけど、いつものようなスッキリ感はなし。数週間前から5時起きに慣れとけばよかった。
会場へ。TTのバイクとか置いてあって結構ビビる。(先輩達からゆるいレースと聞いてたのに!!)
・スイム
スイムスタートまではばっしーさんに付いていってた。湾曲したコースだったので、内側を泳ぐ戦略でいくぞ、って思ってた。スイムアップは階段の場所だったけど、似たような階段がいっぱいあって何度も騙されたので、結局蛇行しまくりでくまより遅かった。
トランジット1
先にウェットを脱いだ。バイクラックからバイクコースまでのとこが草いっぱい足に刺さって痛かった。下見大事よ。
・バイク
バイク2周目位までにコースの確認と、目印となりそうなすれ違う人の観察を終えて、筑波の人がバカみたいに笑顔で好きですれ違うから少し恐怖を感じつつ、5つ用意したスポーツようかんを4周目までに食べた。エイドで止まりたくなかったけど、補給のための1分をけちってランで10分落ちるのはよくないと思って、補給でバナナ3本、ボトル1本の水、カントリーマームとかもらってもぐもぐ。昨日聞いた高嶺の花子さんが脳内自動再生。拓海さんに抜かれたときに、自分のかかとがぐにゃってるなと思ったので意識したら速くなった(気がした。実際ラスト3周位で何人か抜いた)。
・トランジット2
コースが分からず、吉武さんとあわわってなってた。
・ラン
これまたコースが分からず、それっぽいところを走った。走り始めて、思ったより疲労感が少なく、体が軽かった。心拍がきつくない程度のペースで高嶺の花子さん脳内自動再生しつつ、エイドでちゃんと補給。2周目まではバナナとおかしたくさんとドリンクをいただき、3周目はバナナとドリンク、4周目はドリンク、5周目はなしとそれっぽい補給した。靴ずれがすごかったので靴下をはくことを推奨します
・反省
総じて非常に調子よかった。もう一度やれといわれてもできない気もする。暑いATCでもっと速くなってやる!!
ちょくで帰省したためにいろいろ迷惑をかけたと思いますが、ありがとうございました。

佐山 拓海

Swim 0:20:18
Bike 2:24:59
Run 1:32:12
Total 4:17:29

レースまで
今年はレース自体が少ないことに加え、atcには参加したことがなかったので,参加を決意した.OD以上のレースは初だったため,早い段階から距離積みをしようと思っていたが,特に代わり映えのない練習だけで当日まで,,,
前日はここぞとばかりに炭水化物を溜め込んだ.当日は蓄えた脂肪に期待し,軽く食べる程度でレーススタート.

スイム
蛇行した川を泳ぐコースなので、なるべく直線的に泳ごうと川の中心よりからスタート.今回が初泳ぎの新しいウェットで体にうまく合わなかったが,楽に泳ぐことだけを意識した.終始単独で先頭を泳ぐという今後2度とないであろう経験をすることができた.スイムアップ位置をちゃんと確認していなかったので,終わり付近で何度もヘッドアップ,終わりには立って確認するなどし大幅ロスした.
トランジは道を間違えながらもゆったりこなし,バイクスタート.

バイク
いかに篠崎さんから逃げられるかなと思いながら漕いでいたら,1stコーナーでズッコケた.久々落車で慌てて,バイクチェックをあまりせず再スタートしたが特に何ともなくてよかった.腰はゴールまで痛かった.無事スタートをしたものの,落車にびびり終始チキチキコーナーターンだった.篠崎さんには一周を終える前に抜かされ,何事もなくバイクを終えることに集中することにした.途中からは,とんとらの人を抜くことに楽しさを感じながら80キロ乗り切った.篠崎さんとの差は大体把握していたので,ランで潰れなければ巻き返せると思いながらランに移行.

ラン
走り出しが今までのどこレースよりも重く(デュアスロン の世界戦のセカンドランを除いて),この先の23キロが不安になった.脚を慣らしつつ徐々にペースを上げると体が動くようになり,3週目終わりくらいまでは3:45ペースで綺麗に刻むことができた.篠崎さんも抜き,一位に.しかし,4週目から急激に失速し,最遅で4:30くらいになった.遅すぎて途中蜂に刺されるというハプニングもありつつ,優勝賞金の参萬円をモチベに走り切ることができた.トータル4時間切りやと大口を叩いていたが,全く届かず自分に惨敗した.が,初のOD以上のレースでしっかり完走できたのでよしとする.

サイゴニ
仕切りのおおいわくんを始め,応援に来てくれた方々,一緒にレースをした選手の方々ありがとうございました.天候には恵まれませんでしたが,楽しくレースをすることができました.灼熱のatcは経験してませんが満足したので,来年は応援で参加しようかなと思ったりもしてます,,

​神邑 優輔

スイム 26:10(13)
バイク 2:43:16(24)
ラ ン 2:14:14(43)
総 合 5:23:40(30)


↓↓6年間の思い出↓↓
1年(デュ) 5:41:29 最高31℃
2年 5:05:40 最高28℃(涼しい)
3年 5:44:48 最高33.6℃(暑い)
4年 5:38:40 最高36℃(部車)
M2 5:23:40 最高24℃(寒い) 

スイムは4>m2>3>2
バイクは2>4>m2>3>1
ランは2>1>m2>3>4


○レースまで
毎年出てたので出ようと思い、3週間前から半年ぶりに練習を再開した。ここまで練習を空けてしまうと疲労や筋肉痛でスイム練6回、バイク0、ラン3回しかできなかったが、完走はできそうだと思った。
レース中のどこでご飯を食べるか、どこで水分摂るかだけはしっかりイメージした。5時間動くには補給が必須で、過去に補給を失敗してリタイアした人を知っているので、そこがポイントだろうと、周りにも周知した。di2の充電を忘れた。

○スイム
プールで100mを1'45のペースできつかったので、泳力が近そうな丸山君を近くに置いて泳いでいたが、ペースがきつすぎて後ろに付かせていただき、やがて千切られた。後ろに5人くらいの集団がいたので、そこに付いて泳いだ。泳ぎながら泳ぎを思い出したので、後半は楽だった。終盤に後ろから大岩が来て驚いた。atcは直線の1500mで目印が遠く、少しのズレと思っていても大きく蛇行しやすい、初心者には厳しいコースなので、なんだかんだ外側を膨らみながら泳いだほうが速いと思います。
すぐにウェットを脱いで走りやすいようにしたので浜ランで大岩を抜かせて嬉しかった。

○バイク
アウターに入れようと思ったが反応せず、di2の充電がわずかなのかと思い、インナーの7枚目位でずっと行くことになった(実際はケーブルが抜けていただけ。トランジに置くときに変速も確認しないといけなかった)。ペースとしてはキツくなく、水分も摂りもみじまんじゅうも食べて余裕かと思いきや残り3週で全く力が入らなくなった。原因もなにも、圧倒的練習不足なのでそこからは虚無だった。
ビルドアップくらいの気持ちでこぐのが良いのかもしれないなと思った。

○ラン
2週目までは良かったが、それ以降は虚無だった。何を食べても飲んでも回復しないので無理だった。そもそも2021年に入ってから5回、計40kmしか走ってないのだから当たり前。最終週は死にすぎて駄目だったが、3000mで全中9位の弟が並走してきたので走ってみると少し走れた。今後の弟の活躍にご期待ください(ブラコン)。

○総評
6年目になるとミドルまでなら少し練習すれば完走はできるが、つらい思いをすることになるので練習して出てください。冒頭の6年間の思い出を見ればわかるように、今年はありえない寒さだった。今回は易しいレースで終わったが、暑くて長いレースの攻略は考えることが多く面白いので今後もみんなチャレンジするといいと思います。

寒いなか、たくさんの応援に励まされました。ありがとうございました。

池谷 拓馬

total: 5:11'34 (23)
swim: 29'36 (31)
bike: 2:34'14 (13)
run: 2:07'44 (29)

OD以上のトライアスロンに出るのは、2017年のインカレぶりであり、練習は週一時間のフィレトネスレベルのローラーであったため、「トライアスロンの楽しさを思い出すこと」、「完走」を目標にして出場した。完走の目標は達成できたが、トライアスロンの楽しさを思い出すことはできなかった。

swim
岸沿いを泳ぐのが、一番早いと聞いていたので、岸よりからスタートした。しかし、スタートからしばらく集団について泳いでいたら、岸から大きく離れてしまい、無駄な距離を泳いでしまった。岸から離れると目標物が遠すぎて、真っ直ぐに泳げる自信がなかったので、その後は岸沿いにある水中の階段を見ながら泳いだ。

transition
アスファルトを走る距離が長いので、靴をスイムアップ地点に用意していたが、必要なかった。

bike
50kmまでは240~270Wで走れていたが、急に180~200Wしかでなくなった。練習でもたまによく50kmの壁に当たるので、80km走るための適正パワーを把握する必要がある。補給食は予定どおりスポーツようかんを3、7周目入り、ジェルを5周目入りでとった。

transition
コースを間違えて注意された。

run
潰れたわけではなく、真剣に走ってキロ5分30分だった。補給は2周目にスポーツようかん、4、5周目にカントリーマアムをとった。

全体
初ミドルだったが、集中力が周期的に切れて、何故自分はトライアスロンをやっているんだろうという疑問が湧いていた。気のせいかもしれないが、補給をとると集中力がもどる感じがあった。改めてトライアスロンは努力のスポーツだと知った。最後に、応援に来てくださったOB・OGの皆様、仙台からサポートに来てくださった皆様ありがとうございました。

田中 聡

レースまで
Swim 特になし
Bike ゆっくり80kmくらいの距離のライドを何回か行った。気温が高い日にも行っていたため暑熱馴化もできていたと思う。
Run 特になし

レース当日
天候は時々雨で、ATCらしからぬ涼しいレースだった。

レース内容

Swim 1.5K 0:21:51
直線コースだがゴールが遠く、
ゴールまでまっすぐ泳ぐことは困難である。
情けないけれどすぐに佐山さんに置いていかれ、そのあとは自分と同じくらいの速度のお兄さんについて行った。
レース後腕がパンパンだったのでレース前もう少しストレッチなどが必要。

Bike 落車でスキップ
バイク入り直後、佐山さんが
落車、
かなり減速してゆっくりターンするも自分も
落車、
後続のバッシーさんに注意喚起するも、
バッシーさんも
落車。
院生全落オープン。
自分はハンガーが折れてBIKE RETIRE
バイクかなり楽しみだったので萎え。

“ハンガーが折れたのではない、お前がこけたのだ!”
ATCの会長は言う。

陣地に戻ってからバイク中にとるはずだった背中の補給をバックにしまう時、なんとも言えない気持ちになるのだ。

必要なメンタルとはなんだろうか、
それは折れない心だ。
ただ、折れてからまた心を蘇らせる大切である。
みんなのバイクを応援しているうちに体も冷え、完全にランから再開する気を失ってしまった。今日はもうダメだと思い、毛布にくるまりランシューもバックにしまった。
レースを完全に諦めてからは気持ちが楽になった。
みんながラン入りし始め、僕の目にバイクを押してトランジエリアへ走っていく佑輔の姿が飛び込んだ!
痛めていた膝など忘れるように、
僕はまたゼッケンベルトをつけランシューを履き、計時を突破した。
一週目は佑輔について行った(4:00/km)
その後だんだん離され、二週目に拓海さんに抜かされるがそのあと一緒に走った。
あの拓海さんでも距離を走るとペースが落ち、
いでぇ!!!!と叫んで蜂に刺されていた。
痛そうにしていたが、拓海さんがハプニングを少し楽しんでいることも知っていた。
3週目入りは優輔さんに出会った。冗談だが、最後の地方レースなので拓海さんと優輔さんが涙の抱擁を交わし、その横をM1の僕は躱していった。
4週目は感情が無になってた俊太朗を捉えて一緒に走った。
5週目は垂れそうだったが、5週目入りで抜かした筑波の子に、速いっすね!って言われてしまったので速めに走るしかなくなった。
みんなのバイク中自分は毛布の中にいたなんて言えない。
5週目前方にずっと白い人がいた。ゴールに差し掛かる直前、その人を抜かすことはできなかったがそれが誰だかは分かった。

佑輔だった。

Run 23.5K 1:39.24 (4:15/km)


レース後、うちの配車はFGへ行ったが、
料理が来る前から、みんなはテーブルを見て、
美味しそ〜という顔をしていた。
何が見えていたのか。
バイクスキップした僕には分からなかった。

石橋 多郎

Swim 23'58(4)
Bike(+トランジ)2:32'36(11)
Run  1:33'16(3)
Total 4:29'50(4)


暑さ対策兼ベーストレーニングのつもりでエントリーしたが、当日は雨で涼しかった。

スイム
1500m先のゴールに向かって泳ぐコース。沿岸はやや右に曲がる感じなので直進ショートカットが最短ルート。しかし真ん中くらいで左沿岸沿いについた。また、曇り止めつけなかったこととゴールへの目印が小さかったため、2回くらい立ち泳ぎした。とてもうまくいったとはいえない結果だった。

T1
バイクジャージを上だけ着た。

バイク
1周目の開始数百メートルの折り返しでこけた。原因がわからなかった。あとから聞いた話では、オイルが撒かれていた感じだったらしい。2周目からはそこはクリートを外して足をついて回った。悲しい気持ちになりながら、雨だしこけたので1周目はコースの下見をし、2周目までアップのつもりで徐々に上げ、3周目から頑張った。その間に佐山、高井との差が広がったが、7周目以降は佐山との差があまり変わらず、高井は詰めていたので元気になった。補給は3周目と7周目にアミノバイタルゼリーを飲んだ。

T2
前日にTシャツのゼッケンを前後逆につけていたことが発覚したため、前後逆にTシャツを着た。そのくだりもあり、ミドルだしと思ってゆっくりトランジをしたら、このタイムロスが最後に響いた。

ラン
最低Ave.4'10/kmは切らないといけないと思っていたが、Ave.3'58/kmくらいと、練習量の割には走れた。2.5km弱でバナナ半分、2.5km弱ごとにポカリ一口を飲み残りを首にかけた。残り3km弱で一人にかなりの速度差で抜かれて驚いた。ゴール手前で2人がゴールするのが見えた。ゴール後それが2,3位で、それぞれ37秒前、26秒前だった。靴がヴェイパーとアルファフライだったので靴の差かと思ったけど、例えそれらを持っていたとしてもATCで自分は使わないよなと思ったし、トランジで詰められる差だったなと後から思った。

練習のつもりのレースでも、テーマ以外の部分は本番と同じように最善を尽くすべきだったと思った。

大岩 佑輔

swim 26:06 (11)
bike 2:52:46 (35)
run 1:38:34 (4)
total 4:57:26(15)

swim
前日からバイクの調子が悪くて(物理)ぎりぎりまで直していたら、スタートに遅れました。遅れたのは30秒くらいだったけど、周りには誰もいなくてゴールまでずっと単泳だった。途中で心が折れて立ったら山内君に怒られた。ぴえん。一年生の時より遅かった。

bike
朝リアがローギアにしか入らなくなって絶望していた。ずきおさんと千葉さんに何とかしてもらってトップギアにだけ入るようにしてもらって何とか完走できるようにはなった。アウタートップは自分では回せないので、インナートップ1枚で頑張った。バイク中はケイデンスを上げないと巡行が落ちてしまうので、とてもつらかった。
雨で路面が滑りやすくなっていて、転ばないようにとても気を使いながら漕いだ。1周目の最初の折り返しでばっしー先輩に足着いた方がいいといわれ、クリートを外そうか迷ったが、歩いてくる田中先輩を見てこれはやばいなと思った。2週目は同じ折り返し地点で自分の目の前の人が転んだのを見てさらにびびった。結局、その折り返しは全部クリートを外して足を着き、それ以外の折り返しもめっちゃゆっくり折り返した。時間ロスはしたけど、こけなかったので良かった。
1枚ギアのせいで息がとても上がり、想定以上に補給をとった。さらに7週目からケイデンスが維持できずにペースが一気に落ちてしまった。結局バイクも1年生の時より遅いタイムで終えた。それでも一昨年の経験から20分くらいの差なら返せるかと思って安心していたが、去年が特殊すぎただけだった。

run
絶望的なバイクを終えて、もうただ完走することしか考えられなかった。バイクをスキップした田中さんが来て「もうメンタル折れました。」って言ったら、田中さんに「俺はハンガーが折れた。」って言われた。そんな軽い雑談をしてからとりあえずエイド物色ツアーでもしながら走ろうと思った。1周目は田中さんと一緒にやや速めのペースで走った。2,3週目は田中さんを巻いて一人で走った。一昨年と違い、みんなは知れていたのでなかなか抜かせなかった(泣)。3週目の最後に死にそうな髙井(4週目)を抜かした。4週目から急に脚が重くなりペースが一気に落ちてしまった。最終的にはぽんさんまでは抜かせたが、丸ちゃんには追い付かなかった。「これでもやれるだけ飛ばしてきたんだよ。」(RADWIMPUS)-前前前世より

総括
トータルで見ると気温36度の1年生の時より6分しか速くならず結果は散々だった。それでもコロナ禍に貴重なレースができていい刺激になったし、楽しく帰ってこれたので、100点だと思います。レースの仕切りはガバガバで、いろいろな人にご迷惑をおかけいたしました。雨の中応援に駆けつけてくれたOBの方々や4年生の中野さん、遠征に参加してくださった先輩方にはお世話になりました。ありがとうございました。来年以降もよろしくお願いします。
M2の佐山さんはATC初完走、B2の佐山さんはトライアスロン初完走おめでとうございます。

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