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選手反省集

日本選手権inお台場

反省

日本トライアスロン選手権2022レース反省

 

名前:ソニブランハキームたなかそう    日付:2022/10/9(日) 18:38

日本選手権反省

まず始めに、皆さま応援本当にありがとうございました。遠方からお越しの方もいましたし、個別で応援メッセージも頂いてありがとうございます。横断幕のみんなのメッセージを見る限り、僕の名前で韻を踏むのがみんな上手くなったなぁと感心します。また僕のトライアスロンの原点でもある逗子開成のノボリや、大好きな長井鉄人会のノボリのレプリカ、どれもこれもお気に入りです。

レースまで
・認定記録会
出まくった。自分にプレッシャーをかけるため、宮城県トライアスロン協会に頭を下げて特別に遠征費の補助をお願いしたこともあった。特に柴田との山形デートは思い出深い。
正直なところ、恋愛感情は全く抱いていない。
S,R共に15級レベルの選手は東北に阿部、柴田、田中の3人になった。

・うつくしま(日本選手権予選)
体調ゴミ、本当に完走するだけのレース。
トライアスロンの神様に失礼だった。
・インカレ
このために5年間やってきた。結果はダメ。原罪は一生背負い続ける。原罪だから。表彰台に乗せてくれたみんなにはもちろんコップンカップ。

少し愚痴ってまうが、例年通りインカレ後にオフがあった。国体、日本選手権と出る選手にとって、特に部練型の選手にとってはかなりきつかった。37代には流石に強いることはできないが、オフをスプリント後にするのも検討してよいかも?
ただ自分は社会人アスリートの練習だと思って後輩に頼んで練習してもらった。

(結局1人で練習できてないやん)
(弱い人間)
(2年生から幹部お疲れ様)
(2年生で幹部はマジですごい)

オフりたいのに練習付き合ってくれたみんな、コップンカップ。(年上の方々はよくご存知かとおもいますが、) くそ貧脚だった僕が唯一バイクだけには自信を持って臨めた。

・国体
佐山パックにのる最近のお決まり展開。上手くはまって楽しいレースができた。走れたし。(土下座)

・1日1回完走唱和。毎朝目覚めた瞬間にそのことしか考えなかった。花岡回収花岡回収花岡回収…

・1週間前からはただの調整
でも急にやった水曜日のスイムの耐乳酸はマジで効いたかも。はい覚醒。
・2日前
バ先のサウナでHSP出し。
・前日
試走。地元のプールで最終調整。
実家では良い肉が出てきて焼肉。

当日
家の風呂浸かる。電車で台場へ。
駐車場でローラー、ランドリル
女子のスイムをライブで見る。
(今日って時計回りなんだ!!!)
陣地でストレッチ(栗山先生より)
スイムドライランド

エール
雑草から始まるエール、しっくりきた!

レジストレーション、
アスリートラウンジへ移動
ラウンジ近くにはトイレなくて泣いた。

スイムウォームアップ
プールと同じアップを短時間で。

スタートセレモニーの音はいつも自分で歌ってたのでガチでいつも通り
学校のチャイムみたいなもの。
パーパパパッパッパッパっパッパッパー
~~~~~~
~~~~~~
ドクン*5 オンヨアファーーーん

2回イルカ飛びしたから一瞬福島?の後ろで泳げて、キタコレ!って思ったら消えた。
泳力差を忘れてた。サードブイくらいまで誰かの後ろをついたが置いていかれ、単泳。
1周目のアナウンス
”大学院生 緑色東北カラーの髪型髪色にも注目してください”
目立ちたがり屋の自分にとって最高の舞台。ブイ走って2周目へ。ここで心拍が上がってキツいから少し落ち着いて、また前を追って上げていくイメージ。ラストの直線で、浜を上がっていく数名が見えて、幻覚か?それも信じよう!といった心情。終始真っ直ぐ泳げたはず。
スイムラップ21:04、ビリだが過去1の出来。

トランジまでのブルーカーペット、飛ばしすぎてバイク乗るっていうレベルじゃない。

バイク乗って見晴らしのいい直前までくると誰も見えない。トライアスロンモードのガーミンはラップ押しすぎてランパート入りしている。
速度わからん。踏む。前40秒。これはいいのか?漕ぐ。
前17秒。刻んでる。衛は嘘つかん。2周目で花岡に追いつく。よし、集団走は出来た!(n=2)そこから少し落ち着いてバイクの調子も上がってきた。3周目バイク奥、左へ90度カーブで
いきなり吹っ飛んで勢いよく一回転。全身打った感じでジンジン(非奥村)する。起き上がると遠くに花岡の背中が離れていく。ごめん。怖かったよな。俺の眉毛。右手首ヤバそうだけど、チェーン戻して、”レースを続けます”と言ってトレックに跨ったが、先導バイクが来てしまった。話聞いた感じ、前輪ロックでジャックナイフ。ブレーキ握った記憶はあんまないけど…
視覚野打って視界が変な感じ。なおる。来てくれたメディカルの人もトライアスリートらしい。感謝感謝。てかスプリントどうしよ。はよ病院いって来週に間に合わせなければ。

今回世界戦でトップ層がいなかったが、全体条件のせいで自分よりスイム遅い人もいなかった。佐山さんがいれば…なんて言わない。今度一緒に出ると思う。

ここからさらにたたみかけるように書き連ねる。
自分は、自分で目標を設定して、1人で努力し続けることができるような人間ではなかった。
とんとらの競技力が似通った同期などとわちゃわちゃしながら幹部を過ごしたが、不完全燃焼だった3年生の後にようやく自分と向き合った。インカレの団体成績にこだわる。自分だけじゃなくて部を動かす。人を動かすには、自分が1番努力しなければならない。と考えるようになった。

しかし、書くのめんどくさくなったのでメッセージ
ジンジン(奥村)指治して。

髙平 部のためなんて思わなくていい、自分のためにトライアスロンをしていい。あとそろそろ楽しめ。余計なお世話かな?でもそれが最終的に部のためになっていくんだよなぁみつを

なんか右の骨盤も痛んできたんだが?

 


19241.Re: 日本トライアスロン選手権2022レース反省

名前:たけだゆい    日付:2022/10/11(火) 17:29

2022日本選手権反省
リザルト
スイム 22:23(19)
T1 0:59(1)
バイク 1:06:40(10)
T2 0:31(12)
ラン 39:43(12)
2:10:16(15)

レースまで
そもそも今年認定記録会に出ていなくて、ユニバーシアード行くまでは日本選手権の権利がなく、ほんとにここのまま出ない可能性もある!と思っていたが、ユニバーシアードでうまくいき、ITUポイントを獲得し、出場権利をとることが出来た。春頃とかはM1の洗礼を受けたり怪我もしていて今年はいいやぁとかぼやいていたが、きっとお台場で観戦していたらいてもたってもいられなくなっていたと思うので、たまたま?の積み重ねだけど、何とか出場できることになって本当に良かったと思う。

ブラジルやら学会やら就活やらが国体やらが終わりひと段落して仙台に戻ってきて、やっと落ち着いた生活が送れて疲労が抜けていくのがわかった。
インカレ・国体は後輩たちが活躍する一方で、練習不足の年なのでこう思うのも見当違いだけどブラジルや国体の自分のレースが悔しかったり、練習でも後輩たちが速くなっているのを見て珍しく少しナーバスにもなった。大人げない!こう思ってからでは遅いなぁって反省します。

国体から帰って月・水・木で泳いで水・土に走った。バイクは通学で1回と土曜の試走だけ行った。スイムは水曜日がダイブでハードだったけど調子が良かったので、スイムの心配がとてもあるわけではなかった。完全に疲労が抜けていたとは思えないけれど、いろいろきつかった今シーズンの中では1番体が軽かった。
前日の試走なども順調に終え、早めにホテルに入ることが出来た。もりけんしんとお友達になった。

当日朝の海は水温20.3℃でウエットスーツは着用不可になった。スイムのアップは短時間で行ったが、国体同様でスタート前は震える羽目になった。佐藤優香さんはアップとレースで違うトライスーツに着替えていてそういう手もあるのか、と勉強になった。

スイム
グリッドは左から6番目で隣に平泉まこちゃん・山内まよさんがいた。スタート前は緊張というよりどちらかというとワクワクが大きかった(わくわくなんてしてないでもっと危機感もったほうがいいよ)。ビーチラン・スタートダッシュは良く、集団の中で2ndブイまで泳げていた。しかし、最後のブイから上陸するまでの直線で、一瞬人の後ろからズレてしまったタイミングで千切れてしまった。その後集団に戻るように努力したが、戻ることはできなかった。1周目上陸で念の為後ろを確認してみたが、しっかり最後尾だった。もう完全に一人旅だとわかってかなりメンタルがきつかったけれど、とにかく2周目無心で泳ぎきった。スイムアップしてアナウンスで先頭から3分強の差があるとわかった。1stパックだけは人数が揃うのでLAPの可能性が大いにあって、完走を掛けてバイクは最後の1周まで絶対休んではいけない40km TTなんだと覚悟した。

泳ぎはかなり悪かったらしく、蛇行もしてたし、体が沈んでて全然進んでなかったと同期から言われた。国体はウェットで実力が上方修正されて誤魔化されていたようで、やっぱり今シーズンは練習不足で最低限の実力もなく、ウェットなしのスイムだと多分この展開は仕方なかったようにも思う。最初からもっと心配しておくべきだった。タイムは22:23で最後のパックからさらに1分遅れだし、いつもは負けない^_^たなそうさんに1分以上も負けて明らかに絶不調だった。水曜日のダイブの時の泳ぎはどこに?あとはアップでもっと体幹すべき。

トランジ
1秒でも早くバイクにまたがらないといけないと思って死ぬ気で走った。まだ応援で残ってくれる人たちがたくさんいて、恥ずかしいの気持ちとありがとうでいっぱいだった。遅すぎて笑ってたし、LAP怖くて叫んでたから動画見返してもよく喋ってんなぁって感じだった。トランジに残るバイクは悲しそうに見えた。動作自体はとてもスムーズに行えて、秒数でいうと全体でも1番で抜けることができた。国体でのT2でもそう分かったけど、トランジはやはり気持ちの持ちようなんだと思った。

バイク 
やることはとにかく漕ぐことだけで、何回か前から来た人たちに追いつき追い越しして1回3人パックになったが、人がいない方が自分のペースを保てると思ったので、まもちん(M2)が千切れる!って言ってくれたタイミングがパック内の加減速的にも完璧だったのでちょっと頑張ってちぎった。多分正解。先頭が集団になってからは差が開いていて、本当に一時も休む暇はなかった。お台場はテクニックが必要なコースだが、一人で漕いでいるので自分の思うようにコントロールもできた。もちろんずっと気を付けていたが、辛すぎて下を向くことがよくあってコーンに寄りすぎてしまったこともあった(アスリートオブジャパン参照)。5周目くらいで前に数人のパックが出来たみたいだった。ちょうど毎回すれ違えないタイミングだったのでとんとらなどの応援から存在だけ確認した。パックが出来てからはその人たちとの差はあまり縮められなかった。今年は帰り道の直線で少し風も吹いていて、バイク力そこまでない状態の単走はかなりしんどかった。後半は足も腰もつらくて巡行も落ちていったが、戻ってくる度にすごい量の応援をもらって本当に励みになって、ついに8周目ランの折り返し地点を過ぎることが出来た。完走できる嬉しさでいっぱいだった。折り返し過ぎたあたりでランの先頭バイクがラン奥の直線に入ってくるのが見えて、本当にギリギリだった。2年生ときよりもギリギリ!
折り返し過ぎてからトランジ入りまでの期間限定で「こっから走るってどうすんの!」って思ってた。

トランジ
最終周で前のパックと差が縮まったらしく、トランジに入った時に前のパックの選手たちが出ていくのが見えた。トライアスロンランに靴下を広める会の会員なので(山内まよさんもそうだった)靴下を履いたが秒数的に悪くないタイムで抜けることが出来た。うまくなったね。男子の望月みつほ君はこのトランジを私より10秒も早く抜けていて、まだまだ詰められそうだと思った。

ラン
40kmTT後の10kmTTになってどこまで耐えられるか心配だったが、ついに新しくしたズームフライのおかげもあって国体の時よりもかなりいいペースで走り続けることができた。ずっと前に田中みさきさんがいて6kmくらいまでは徐々に詰めることが出来ていたが、残り1周で自分が先に垂れてしまい追いつくことはできなかった。足は2周目で攣り始めて、エイドの水で冷やすということを繰り返し落ち着かせた。決定的には攣らなかったがバイクの蓄積がある中で走ると毎回こうなっているので対策が必要だと思う。というか、バイク練が必要なんだと思う。ガーミンは4:07/kmだったけど、公式タイムは39:43で人生2度目の40分切りができた。もう少し速くなれる!


19242.Re: 日本トライアスロン選手権2022レース反省

名前:またもや長すぎて2部作    日付:2022/10/11(火) 17:31

まとめ
スイムがこんなに泳げなくてパックを逃すほどだとは思っていませんでした。練習不足はもう最後でどうにかなることではなかったけど、気持ち的な危機感はもっと持ってよかったと思います。
今回は全体条件のせいで人数が少ない一方で、1stパックになる人はいつも通り一定数いるというこんなにスイムで出遅れてしまった自分的には危険なレースで、スイムの時点で完走が目標になるというのは少し残念なことでもあります。
けれど気持ちを切らさずに最後まで走りきれたり、今年最後のレースにして一番走れたのは後輩たちに直接見られてるっていう責任から来る気持ちの持ちようと、応援のすばらしさのおかげだと思います。
何人かに「さすがに今回はガチなレースしてた」って言われたように、日本選手権がシビアで、でもそんな日本選手権の雰囲気を感じてみてほしいっていうなんとなく先輩っぽい思いも実はあったりしてみたんです。偉そうなこと言ってますが本当にガチなレースしないといけない状況だっただけなんですけどね。みんながどう思ったかはわからないけど、でもそんな気持ちになってくれたらうれしいなあと思ってます。40kmTTの後の方が走れてるけど気持ちよう次第でこんなに走れると思うと今まで甘えてたということもわかってしまいました。
今大会、とんとらに加えて自分の想像以上の人に応援してもらえた実感があって(完走掛かってるし、びりだからだと思うけど)、5年間続けてきた功だと思いました。たなそうさんも含め、とんとらの知名度がすこしでも上がった気がして嬉しいです(二人してスイム最後尾なのは不名誉だけど)。

たなそうさんの反省に少し乗っかっていうと、私もインカレ後のオフは毎年つらいと思っていました。インカレまでじゃなくてスプリントまで走り抜けるスタイルが出来るならいいなあって思ってます。(代交代でいうべきだね、ごめんなさい。)
たなそうさん最後の1か月おつかれさまでした。美和子さんもこんなに周到に準備してた人にチャンスが回ってうれしいって言ってました。私もそう思います。

初めて両親が見に来た大会でまさかびりになるとも、最後尾バイクの人に話しかけられるとも、バイクの途中で赤のフリクションボールペンがコースに落ちてるのに気づくとも、その次の周に踏んじゃうとも思ってないけど、全部ひっくるめて楽しいレースで心に残るレースになりました。
でも完走できたから楽しいままで終わっているけれど、今回出場していなかった海外戦組の選手たちが出ていたら確実にLAPでした。そのほかにも2年生の時は先頭から4分半差でスイム上がっても完走していたことを考えたりすると、今年は全然仕上がってなかったと思います。来年も出場選手の状況はきっとあまり変わらないように思うので、最低限パックに乗れるくらいの泳力は絶対必要だし、そのほか2種目も過去最高の状態になれるように頑張りたいと思っています。来年が最後なのも相まって、去年の宮崎日本選手権の直後よりも今年のお台場日本選手権の後の方が気持ち的に前向きで、頑張りが効くような気がしています。冬は後輩たちと沢山練習したいと思います。早く就活を終わりにできれば自分の練習に充てられる時間も増えるので、その辺の管理も頑張りたいと思います。

最後尾バイクの人も驚いていたように、こんな大所帯の応援団はとんとらの強味です。何位で走ってても声かけてって言ってたとおり最後尾になってもたくさん声かけてくれて本当に力になりました。ありがとうございました。

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