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選手反省集

ATCトライアスロン2018

反省

名前:西塔    日付:2018/8/13(月) 19:55

Swim 22:59(2)
Bike 2:35:00くらい(腕時計参照)
Run 2:10:37(6)
※OPEN参加のため総合順位なし

~前日まで~
ATCに向けていろいろと調整してきた。まず、今年のATCは例年よりも暑くなるだろうと最近の天気から予想し、暑さ対策を行った。具体的には、猛暑日(37℃くらい)の中ロングライドをしたり、LSDを行ったり、第2部室でヒーターを炊いてローラーをやったりした。その際、補給の摂り方に十分注意し、本番ではどれくらい水分・ミネラル等を摂ればいいのかを事前にシミュレーションを行った。食事もこれに倣い、鉄分等を多く摂るように心掛けた。

~前日~
関東地方に入ると、じめっと湿った空気が身体中を覆い、嫌な感触だった。気温はそれほど高くないが、湿度がものすごく高かった。汗をいっぱいかくだろうと予想し、こまめに水分補給をするよう心掛けた。体調的にはいい感じで、試走のときもバイクのワット数が軽めに踏んでも結構出ていたし、回せたので本番は万全の状態で臨めると期待した。

~当日~
天気予報では曇りとなっていたが、晴天であった。そのせいか彩湖が抹茶ラテになってしまった。是非、プランクトン除去装置を導入してほしい。

Swim
スタート時間ギリギリになってもウェットをちゃんと着れず、結局アップなし、右手突っ張ったままの状態でスイムがスタートした。もっと余裕を持って準備するべくであった。反省。スタートはとりあえず後ろの方からダッシュしてペースメーカーを探した。すると、調度いいくらいのペースで泳いでいる人がいたため、その人についていくことにした。最後だけちょっとペースを上げてその人を撒き、2位でスイムアップした。もし独りで泳いでいたら藻の餌食となり、視界が奪われていただろう。今回は運がよかった。

Transit 1
ウィダーを2個あらかじめ入れといたバイクジャージを着て、落ち着いてトランジットを出れた。問題なし。

Bike
乗車してから数秒で折り返した一馬さんとすれ違った。その差はおよそ2分。うまくいけば1周目で捉えられるかもしれない。期待に胸を踊らせながら最初のコーナーを曲がり、立ち上がりをした瞬間、バキッという異音がし、咄嗟にブレーキをかけて止まった。クランクが折れていた。せっかく楽しみにしていたATC、ここでDNFかあとなんとも口惜しい感じに捉われながらトランジットエリアまで数百メートル歩いて戻った。せめてランだけでもやって帰ろうかなと思い、大会関係者に話かけていたら、瑞樹さんが自分のバイクを貸して下さるとのことだったので、すぐさまボトルを差し替え、再スタートした。この時点で公式記録から外されてしまうが、それでも頑張れちゃうのがこのATCの魅力である。順位とかどうでもいいから、とにかく走りきること、やりきることだけを考えて前に進んだ。
バイクにいざ乗ってみるとポジションが合わず、思い通りのワット数も出せず、歯痒かった。一旦冷静になり、設定ワット数を下げ、無理をしない程度に回した。バイク中は所々熱風が吹いており、体力を奪われた。このまま熱中症になるのはまずいと思い、3周するごとにエイドでボトルに水を入れてもらい、計2回の補水を行った。バイクだけでおそらく5リットルの水分は摂取した。

Transit 2
あらかじめ用意しておいた経口補水液をがぶ飲みした。問題なし。

Run
ブリック練を欠かさずやっていたおかげで、バイク後のランの脚の感覚を得ていたため、序盤は結構スピードを出すことができた。ここで一旦冷静になり、序盤上げすぎると後半落ちるし、何よりも暑さでペースが落ちるなと思い、だいたいキロ5ペースで走った。エイドでは毎回コーラやスポーツドリンクを飲んだ。キロ5ペースは3周までもったが、4周目から脚にきて一気にペースが落ちた。脚は限界に近かったが、最後の1周でキロ5まで戻し、ヤン・フロデノポーズ(ちょっとミスった)でゴールした。このポーズはやりたかった。是非、皆さんもやってみましょう。去年よりもタイムは10分遅くなっていたが、偏差値的には上の方であった。これも暑さ対策のおかげであろう。

総括
デュアスロンも合わせれば4回目の彩湖。今年で終わりにしようかなと思っていたが、立教の江口さんにバイクコースレコード更新されて悔しかったのと、何よりゴールしたときの達成感は何事にも変えがたいものであったため、来年も出ようかなと思った。もしできるなら、宮古島やアイアンマンにも出たいと思った。ヤン・フロデノポーズを練習してもう一回やりたいと思った。
2週間前から左脚のアキレス腱に痛みを感じており、一時期はジョグもできないほどであったが、今回のATCでは全く痛みを感じず、完治させることができた。正直、インカレまで引きずったらどうしようとか思っていたため、治って本当に安心している。インカレまであと1ヶ月。ケガには十分気をつけて、これからの練習も頑張っていきたい。
最後に、応援しに駆けつけてくださったOB・OGの方々、並びにバイクを快く貸してくださった瑞樹さん、暑い中計測・応援頑張ってくれた植田とナミちゃん、仕切りの木元、本当にありがとうございました。また来年も楽しい遠征になることを願っています。

名前:エンドウカズマ    日付:2018/8/14(火) 16:25

種目 記録 (順位) (前年比)
swim 0:20:36 (1) (+0:01:29)
bike 2:32:07 (4) (-0:00:33)
run 2:20:09 (18) (+0:35:28)
Total 5:12:52 (3) (+0:36:24)

前日まで
七ヶ浜の後、部活を優先しようか就活関係を優先しようか迷ったが後者を選択した。
練習を再開したとき、長距離練習は体に負担がかかり怪我の可能性が増えてしまうと考え、短い距離を頻度を多くするように意識して練習した。特にバイク練後のランが思うように体が動かず完走が危うい状態だということを悟った。

前日
東京で用事があったので現地近くでハイエース組と合流した。対応してくださった皆さんありがとうございました!4年連続の出場だったのでコースを確認する程度に試走を行った。このとき彩湖の水を確認したが、普通に汚い水くらいだった。

当日
晴天でかなり熱くなることが予想された。彩湖の水は完全にとんとらカラーになってしまっていて入ることすら躊躇うほどであった。

swim
ATCはスイムがレースのアップみたいなところがあるので前半で体を温め後半でペースを掴むようにした。抹茶なだけではなく、水温も場所によってまちまちで最後の数百メートルは35度くらいあるのではと思うほど温かかった。呼吸をするたびに藻の抵抗を受け煩わしかった。

t1
スイム上陸後クロックスを履いて走ったが体が重すぎた。インカレがこれではかなりまずい。バイクジャージを着てスタート。t1だけで心路に30秒ほど詰められていたので多分一つ一つの動作が遅かったのだと思う。

bike 10.25km x 8
LAP 18:20-17:11-17:55-18:24-17:52-18:06-18:51-19:50
前日の試走で卓磨に「足だけで漕ぐのではなく体幹を使うといい」とアドバイスをもらったのでそれを意識して走った。最初の1周は全く力が入らず焦ったが2周目からは息も落ち着いてきて巡航速度も上がった。今回はこれでも良かったがインカレでこれだとまずい。暑すぎて4,6,8周目で給水に止まった。昨年は最後の20kmで一気にペースが落ちたが今年は大きく落ちずに終えることができた。卓磨のアドバイスのおかげだと思う。

t2
ランシューを履く時に完全に足をつってしまい、ボランティアの方に「大丈夫?ふらふらしてるから気をつけてね」と言われて恥ずかしかった。

run 4.7km x 5
LAP 28:17-28:44-24:55-29:33-28:34
筋肉だけならまだしも暑さで吐き気とだるさが凄まじかった。1kmもしないところで歩き、一人に抜かされて棄権も頭によぎった。水分補給をしたかったので半周に一回あるエイドを目指して頑張った。そこで少し回復し、とにかく完走を目指そうと開き直って日陰で歩き日向で走るようにした。木元と卓磨に抜かされるだろうと思ってヒヤヒヤしていたが、なかなか来ないので今年は相当きついコンディションなのだと悟った。2周目の後半にやっと回復してきて急にペースが上がった。3周目は一度も歩かず、一時は2位の江口くんが50m先に見えるほどまで追いついた。しかしここで急に足が動かなくなった。これは単純に練習不足によるものだろう。再び歩いた。復活してからは3位以内を目指して走っていたがこの瞬間にどうでも良くなった。早く抜かれて楽になりたい、そう思った。4周目の後半に後ろから足音が聞こえてきた。ついに4位か、、、そう思って後ろを振り返ると1位の方が周回差で抜かしてきた。びっくりしすぎて話しかけてしまった。頑張れよ、とそう言っていただいた。4位になるまでは走り続けようと心に決めて5周目を乗り切った。これまでで一番達成感のあるゴールだった。

総括
ATCのサイトによると今回の完走の割合は29.5%。昨年の70%と比べるとかなり過酷だったのだろう。細かい課題点はいろいろあるけれど、なにより完走できたことに大きな喜びを感じる。これは何があってもオリンピックディスタンスでは体験できない感覚である。ミドルやロングもいいなと思った。

最後に、こんなに暑い中声を絶やさず応援、計測してくれた植田、那実ちゃん、堀どん、綾香さん、また応援に駆けつけてくださった他のOBOGの方々、レース中気を紛らわしてくれた瑞樹さん、宮、アドバイスをくれた卓磨、そして仕切りの木元、本当にありがとうございました。終始笑いっぱなしの楽しい遠征でした!また機会があれば是非出たいです。

名前:神邑    日付:2018/8/16(木) 1:50

タイム        (前年度比)
スイム 27:02(9)    -1:09
バイク 2:50:51(22)   +16:19
ラン 2:26:55(26)   +23:58
トータル 5:44:48(20) +39:08

・レースまで
 5日間にわたる実習の翌日にレースという日程で、おそらく疲れた。実習中はスイムができなかったので、石橋くんたちと一緒にジョグをしていた。なぜかウェブダイアリー上での練習量ランキングでかなり上位につけていたが、やはり練習しすぎだったのかもしれない。
 当日の朝は遅く起きたため受付終了の7分前に陣地に着くはめになり、慌てて準備をして間に合った。空気圧やネジの緩みは確認しそこねたが特に問題なかった。
 スイムはワンウェイなので、スタート地点までの1.5kmを歩かなくてはならないのだが、焦っていたので靴を陣地に置いて裸足で向かってしまった。着く頃には足の裏が痛くなってしまった。3年目なのに、醜態を晒した。

・スイム
 来年のことを考えて(笑)まっすぐゴールを目指すことにしてみた。岸の近くを泳ぎたくなかったということもあったが、残念ながらどこを泳いでも素敵な彩湖色だった。(彩湖にも海のように温かいゾーンと冷たいゾーンがあり、温かいゾーンは温かいうえに藻が特にひどく、不快だった。)気づけば前に1人、後ろに0人しかまっすぐ進む人はおらず、前との差もあったのでほぼ単泳になった。最終的には橋川さん、木元と合流することとなってしまい、そのパックは平泳ぎで楽についていけるくらいのスピードだったので、やはりトータルで見ると失敗だった。(ちなみに平泳ぎをするとクロールより頭が深く沈みますが、その数センチで視界が真っ暗になるくらい藻が酷かった。)おとなしく平原さんに付いていけばよかったと思いました。ウェットは上がってしばらくして脱いだ。トランジットエリアの入口を間違えた。

・バイク
 どうしようもなく力が出なかった。去年は前半が時速37km前後で後半が時速33km前後だったのだが、今回は終始時速32kmにしかならなかった。楽はしてないし、むしろ頑張っていたつもりだが、全くスピードが出ず、ペダリングが悪いのか、ポジションが悪いのか、踏み方が悪いのか、考えたがよくわからなかった。おまけに肩が痛くてDHポジションをとるのもしんどいし、2周目の途中からは頭の前の方も痛くなった(結局バイク中ずっと)。七ヶ浜では去年より速く漕げたのに、どうして今日はこんなに駄目なんだと自分にイライラした。ひと通りイライラした後でとても悲しくなって、やめたいなと思ったタイミングでみずきさんに悟られ、怒られ、踏みとどまることができた。気分が落ち込んでとても持たないと思ったので、3周、5周、7周したタイミングでエイドに寄ってスポドリをボトルに入れてもらい、それをしっかりこまめに飲むように心がけた。目標は完走になった。

・ラン
全体を通じて疲労感が激しく力が出なかったが、これは恐らくバイクが駄目すぎて萎えていた部分が大きい。1周目は頭が痛くて走るのが辛かったのでところどころ歩いた。2周入ってすぐ、突然鼻血が出て焦ったが上を向いて走ることで止まった。2周目後半〜3周目前半は気持ちよく走れたが、この辺りから腹筋が攣りそうになってきて、歩いたりした。4周目からは脚も攣りそうな気配がしだした。5周目は強い空腹感が加わった。できるだけスピードを上げたが、攣りそうなときは歩いた。ゆっくりだったので、ゴールするまでの時間が長くてしんどかった。
 エイドではコーラかスポドリをもらった。バナナも置いてあったが、これは得意じゃないので食べなかった。バナナを食べていれば空腹感くらいは防げたかもしれない。

・まとめ
 バイクのできなさに動揺して、ランも駄目にしてしまった。多分、ランは象潟以外の大会ではキャリアを積む毎に遅くなっている(生足は速くなっているが…)。3年目にして、1番辛いATCとなった。

 応援、参戦しに来てくださったOB・OGの方々がとても多くて驚いたとともに嬉しかった。ありがとうございました。仕切りお疲れ様でした。計測もありがとうございました。タオルもありがとうございました。

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